私はとにかく動きがのろい。処理が遅い。
他の人がさっと終わらせる仕事でも、まだやってるの?ってぐらい遅い。
それはもうびっくりするぐらい。
どんなに早くしても、やっぱり人よりも遅れてしまう。

マジで遅いんです、昔から色んな作業が…。
「倉庫の在庫見てきて」とか人よりも2倍くらいかかりますからね。

気の毒すぎる・・・・
でもね、最近ひとつの仮説が浮かんだの。
**私、脳が起きてないだけなんじゃね?って。
仕事が遅いのは、脳が寝てるから説
私の持っている特質であるADHDは脳覚醒がめちゃ遅いという特徴も持っているようです。
物理的には起きてるんだけど、中身がスリープ状態のまま。
体は椅子に座ってるけど、脳は布団の中でぬくぬくしてる感じ。
ということはだなぁ、脳を起こしゃあいいんだろうが!!

ホッホッホ、ポンコツはまだもう一段階変身を残しています

うさんくせぇ
カフェイン:目覚めの黒い液体
まず手を出したのは、カフェイン。
これはもう定番中の定番。
今では“ブラックコーヒー様”が私の神。とりあえず、寝ぼけ頭にガツンと来るので外せない。
カフェインを摂ると、ちょっとずつ目の奥が開いてくる感じがある。
「おっ、今日は思考回路が動きそう?」って希望が見えてくる。

プラセボ効果働いてますやん
ラムネ:即効!脳の点火装置
でも問題は、カフェインが効かない日もあるってこと。
そういう日は、第二の選手登場。
ラムネ。
…そう、あの白くて丸いやつ。遠足かよって思われるかもしれないけど、
ADHD脳にはこれが効くって言われている。
「即効性の糖分」=ブドウ糖が脳を直接叩き起こす…らしい。

ブドウ糖って脳の燃料ですからね。そりゃ目も覚める…らしい?

正直、私はそこまで劇的な効果は感じていない。
「まあ、あれば効くのかな」くらいの微妙な距離感。
でも、口に入れたことで気分がちょっと動くなら、それでいいと思っている。
「まあ、あれば効くのかな」くらいの微妙な距離感。
でも、口に入れたことで気分がちょっと動くなら、それでいいと思っている。
脳は“やる気が出たっぽい”で動いてくれるから。
ナッツ:じんわり効く、大人の脳サポーター
でもラムネだけじゃ続かない。
そこでもう一つ追加したのが、ナッツ。
これは“持続型のブースト”。
ちょっとずつ、ゆっくり集中力が続く感じがある。
糖質も低めで太りにくいし、地味に正義。

こっちは効くぜ安心しな。

ただの間食じゃなくて、これは“脳のサポーター”ですよね
てか素焼き選んでるあたり、ちゃんと美意識残ってて安心しました

「ADHDだとか繊細な人は、間食を二時間おきに挟むのですよ、だってクソ効率の悪いダンプカー脳みそですもん」と保育の仕事やってたころ恩師から勧められてそれ以来、頭まわってねえなぁと思ったらぶち込むようにしてます。

ひでぇ言われようだよ。
筋トレ:脳に酸素をぶち込め!
さらに追い打ちをかけるように、私は筋トレにも手を出した。
最初は「ほんとに意味あるの?」って疑ってたけど、
朝に5分スクワットやるだけで、脳の曇りがスッと晴れる感覚があった。

ドーパミン…出てる…これは確かに…あり

てか急に“体育会系のオタク”みたいになってません?
脳覚醒に着目してなんかちょっとマシになってきた
やっぱり、なんやかんや調子悪い時は脳が起きてねえんだと思った。
やっぱり握り石最強だった
やっぱり握り石最強だわ。
あくまで私の脳覚醒に役立ったという話だけど、跡がつくくらい握り込むと、スリープした私の脳みそがちゃんと動き出す。
行き詰まった時も握れば、思考がクリアになる。
ある日、フリーズしてた時に手をワキワキ動かしてることに気付いた。
そこに何かすっぽり埋まるもの。
不意に石を握ってみた。
そうすると、びっくりするぐらい思考がクリアになった。
調べてみると、本当に握り石というものがあって、
考える時に握る人もいるぐらいだという。
でもなんでこんなに効くのかな。
ちらっと書いていたけど、親指に力を込めると血流がよくなるそうだ。
血流がよくなると脳みそにも酸素が良く。いいね?
あとなんかマインドフルネス的な効果もある。
考えてみると、石の感触が“今ここにいる”っていう感覚を戻してくれる気がする。
脳がフワフワと散っていたのが、手のひらにぐっと集められるような。
ADHDの私は、常に思考がバラけがちで、頭の中が忙しい。 でも石を握っていると、その“忙しさ”が落ち着いていくのを感じる。
たぶん、何かを握ってるという物理的な感覚が、脳を一点に集中させてくれるんだと思う。
血流が指に流れたり、触覚の刺激で「今ここ」に意識が戻ってくる。

つまり、“手に現実を持つ”ことで、脳も帰ってくるってわけか…やるな、石
ナッツのパリパリ感もそうだけど、どうも私は“感触”があると調子がいいみたい。
握る、噛む、動かす──この“小さな身体の動き”が、私の脳にとってのスイッチになっているのかもしれない。
こうして私は、少しずつだけど仕事のスピードが上がってきた。
以前ほどフリーズせず、覚醒状態に持っていける時間も増えてきた。
もちろん、今もポンコツには違いない。けど、前より“動けるポンコツ”にはなれた気がする。
おわりに:ポンコツの私が見つけた、自分の起動スイッチ
早く動けない、処理が遅い、何度やっても置いてけぼりになる──。
そんな私にとって、“脳覚醒”という視点は、大きなヒントだった。
毎日が完璧じゃなくていい。
ちょっとでも動けたら、それはもう前進。
カフェイン、ナッツ、筋トレ、そして握り石。どれも私の起動スイッチ。
自分の脳の使い方に悩んでいる人に、「こういう方法もあるよ」と、この記事が届いたらうれしい。
焦る日もあるけど、大丈夫。起きるのに時間がかかる脳でも、動き出せるから。
そして今日も私は、石を握ってから仕事を始める。
ポンコツなりに、やれることをやっていく。

さて…そろそろ“今日の起動ボタン”押していきますか
以前ほどフリーズせず、覚醒状態に持っていける時間も増えてきた。
もちろん、今もポンコツには違いない。けど、前より“動けるポンコツ”にはなれた気がする。
行き詰まった時も握れば、思考がクリアになる。
ついでに、完璧主義もやめてみた。 私はどうも完璧を求めすぎるたちだし、それを8割ぐらいで押さえるようにしたら、もっともっとスピードを早く終わらせることができるようになった。
ちなみに、覚醒が浅い状態だったら、たくさんのタスクに囲まれると、私はフリーズをしたりしてしまう。 ところが、これが覚醒状態だったら、タスクをデキバキと処理できるようになる。
仕事に行き詰まったときはナッツをかっくらう。
(脳内)「おい、働けよ」っていう突っ込みを受けながらも、とにかくナッツをかっくらう。
すると、止まっていた仕事が動き出す。 それからはナッツ常備だ。
ADHDに間食が必要というのは本当かもしれないなと思った。
ナッツをバリバリ食いながら、少しずつだけど、私はまた仕事を動かせるようになってきた。
結論:ポンコツは脳みそ叩き起こせ。
コメント