うーん、これはひどい
怒ってますね、本読みながら
最後を迎えようとしている人に対して具体的なルートが書かれてないんですよ。
こんなの行き止まりになってしまいます!
Amazon kindle unlimitedで色々と読書しまくってるんですが、良書はやはりお金を出さないとなかなか読めませんね。
それで、きっと悪食なのですが、5分程度で読めそうな本にも手が伸びてしまいます。
数年前に、その決着のつけ方に興味があったことと、支援者として働くうちにどういう心理になるのか研修や研究を重ねていたため
あなたにおすすめ欄によく自殺にまつわる本が並べられることがあります。
気になって読むと「薄い」んですあまりにも。
中には勉強になった本はもちろんありましたが、読むと逆に落ちるんじゃないかなという本もあったので自分ならどう声をかけるのか書きたくなりました。
あなたなら死ぬ人になんて声をかけるの?
優先度で行くと
①休む(7時間以上寝る)
②誰かに会う(自分を大切にしてくれる人に限る)
でしょうか。
結局のところ自分の力で死を追い払うしかないと思っているんです。結論は。
ただ、自分で死にゆく人って視野が狭くなってしまっているため、ほとんどの場合、他人の言葉に耳を傾ける余裕なんて無いと思っています。
「自分は死ぬしかない」という考えに憑りつかれて、適切に考える事も出来ないし、助けを求められないようです。「たすけてくれ」は高度なソーシャルスキル。それを使えない人が沢山います。
社会からの支援も手続き大変ですもんね。元気がないうちは無理だと思います。
とはいえ国に助けを求めるのはかなり重要。
貧困も心の持ちように大きくかかわるようです。
家庭環境に問題があるなら社会資源を活かしてください。
とか言ってるうちに自分が育児環境の支援機関として働いているという。
私は、社会からの支援で立ち直ることができました。普通よりも多く給付を受けていたのは適切に助けを国に求められたからだと思います。支援の手は意外と多いんですが、マッチングがとても難しいんです。
どこに助けを求めるべきか質問できる所があれば良いですね。私は市の窓口と掛かりつけ医師でした。
一先ず、休む事。
ちょっと動いて助けを求める程度の小さな力だけでも取り戻さないといけないので、第一優先だと思いました。
落ち込んでいる人って十分寝れてないんですよ。
寝てくださいね
ちょっと、休んだ後は、人に会うように促したいですね。
自分の味方だと思える人に会う事、聞いてもらえるだけで生きる大きな力になるようです。
そういう人を確保することを「人間関係の溜め」というようです。
判断力が下がっている時に孤立すると、それはもう危険で最悪の選択肢にたどり着いてしまうと思います。
私も、結局人に救われたなぁ。
友達。
あと死にたかった自分にじゃなくて生きたかった人の方に死神が来てしまったこと。
「死にたくない」って泣いてたの一生忘れないだろうな。
あと、表現することにも救われたんじゃないですか?
音楽でも、絵を描くことでも、何かを創ったり、書いたり、演じたり。
芸術に打ち込む事って本当に心に良い気がします。
打ち込んでいる間って暗い考えを作るエネルギーを奪い取りますからね。
私はこれを必殺技として「ネガティブリソース奪い取り」と読んでいます。
あとは運動じゃないですか?
あぁ、運動は効きますね。
私は最近、怒りを感じたときは必ず握力握るやつニギニギしたり、トレーニング用のゴム引っ張ってますね。
そういう風に怒りを運動のエネルギーとして発散することが一番健康的な気がしてきました。
あとはもう良書に出会う事でしょうか。
うつ病で転がってたころに読んでたアランの幸福論は響いたなぁ。
たしか「打ち込める仕事がないと毒々しい快楽に走る」みたいなの書いてて、その言葉が仕事を探すきっかけになった気がする。
シャーロックホームズも「悲愴の特効薬は労働だよ」みたいなこと言ってました。
どうか良書にたどり着いて元気を取り戻してください。
ただ、誰かの助けに発信する気持ちは嘘じゃないと思ってるんだ。喧嘩したい訳じゃなくて。悪く言ってごめんね。
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