居場所が無いというのはとても辛いことですね。
「居場所が無い」だったり「たすけてくれ」は私がよく悩んでいた時に打ち込んでいた検索ワードでした。答えは見つかりませんでしたけどね。
支援の仕事に就いて研究しているうちに、昔の自分に伝えるとしたらこうかなという答えは少しづつ見えてきました。
元気が無くて読む気力もわかないかもしれませんが、最後まで見てくれると嬉しいです。
最後には、もう一つのテクニックをおまけで紹介しています。
まずそもそも、居場所はわからなくなってから気付くもの。居場所がある人はこんなことで悩みません。喪失で気付くものが居場所なんですね。
・一番やばいのが孤立
であることを知っておいてください。この事について、私は一貫して伝え続けています。
・居場所を作るには、もう一つの場所の担保を作る
という結論に向けてゆっくり書いていきたいと思います。
居場所が無いというのはどういうことか分析してみる
まずは分析。どうして居場所が無いと感じているか。
- 責務を求められている。
- 自分を殺してさらけ出すことができない。
- ここでは自分だけが浮いている。のけ者にされている。
- 「何しに来たの?」と問われてしまう。
- 役割の不明確(何をすればいいのかわからない状態、これも危険です。日本の企業は人を自己都合で辞めさせたい時に役割を奪いこの役割不明確の状態に置きます。とても卑劣だと思います)
居場所というのは、
- 何もしていなくても問われることの無い場所だったり。
- 自分が出せる場所。
- どうしてここにいるのと問われない場所。
- 自分がその場所にとって異質でない場所。
- 自分が役に立っているという満足感。
居場所がある人を見て居場所がない自分に気付いた。休日の楽しい場所。人が活動している場所。
うつ病で働くことが出来なかった時期、私にとって、平日に歩く街、スーパーでも自分がここにとって異物に思えてしかたありませんでした。
逃げ込むように市民図書館に行き本をむさぼり読んでいました。今思うと、何かをした気になっていたからなんですね。
居場所がないと感じる人は実は学校に行けていなかったり仕事ができていないらしいです。
では、どうすればいいのか。
残念な事なのですが、動くことをしなければ居場所を作り出すのは難しいように思えます。
もうひとつの場所があればなんとかなる。場所の担保。とにかくさがしにいこう
もう一つの場所は精神的な支柱になります。
その場所しかない人は「ここがなくなったら私は行くところが無い」とよりナーバスになってしまいます。
ところが、もう一つの自分が活動できる場所があれば、「1つ無くなっても、あそこがあるから」と案外楽になれるようです。
私の職業は、教育職なのですが離職率はかなり高かったりします。愚痴を垂れながらもここに居られる理由は、実は副業をしているからです。
ある日、メインでやってる教育職の愚痴を言うと副業の事業主に鋭く指摘されました。「君があそこに居られるのはここがあるから(行き場所を担保されてるから)だよ」まさしくその通りだと思ってしまいました。
もし、あなたが何かを描ける人であれば創ることに没頭していればこころは救われるのですが、
それが出来ないという方には
・場所の担保をつくる。私は学びに積極的に出掛けることを提案します。
学びは出会いを広げます。勉強と思って勉強会やボランティアにアホほど参加することで人の広がりが増えて、今の仕事にもありつけました。
学びは、人それぞれですが、自分が参加したのは以下
- 地域のボランティア活動
- 地域創生のディスカッション
- 出向の仕事のオファーを断らない(自分であれば、他の販売店に行ってイベントをしたり、地域のマルシェの参加のオファー等)
- 勉強会の案内のチラシ
他にも一般的なものであれば
- インターネットを利用する方法。SNSやオンラインサロンなどで自分の興味や趣味に合ったコミュニティを検索できます。インターネット上でつながりを持ち、仲良くなったらオフ会として実際に会うこともできます。
- 習い事をする方法。英会話や料理などの習い事は、同じ目標に向かって一緒に頑張る仲間ができるコミュニティです。同じ教室に通っている方と出会うことができるので、その後も付き合いが続けやすいです。
- 学生サークル、社会人サークルに参加する方法。ジモティーなどの掲示板を見ると、多くの社会人サークルがメンバーを募集しています。サークルの目的やテーマに合わせて自分に合うものを選べば良いでしょう。
コミュニティを選ぶ際には、自分が参加する目的やコミュニティの活動内容、メンバーとの相性などをチェックしておくと良いです。また第三者の意見や口コミも参考にしてみましょう。
コミュニティに参加することには、仲間づくりや情報収集などのメリットがあります。自分に合ったコミュニティを見つけて楽しく交流してくださいね。
学生時代、同級生の井上さんという人がボランティア活動に誘ってくれてたんです。
で、オファーを断らなかったんですが、あれってすごくこころに良いことだったんですね。
あなたが他の人と違うのなら、同じ人が集まるところに行けばいい。マイノリティからマジョリティに変われる場所。
もしも、あなたがマイノリティ(少数派)であることに悩んでいるとしたら、
そんな人たちが集まる場所にいけばあなたはそこではマジョリティ(多数派)になれます。
学校に行けない子が、同じ悩みを持つ場所に行くということは、あなたをひとりぼっちにさせる感覚を救ってくれると思います。
私の友人グループも、私と同じ特質を持っています。そこでは私もマジョリティであり。ひとりぼっちではありません。
友人グループでの居心地の良さの正体は「同じであること」だったんだなと、研究を通して気付きました。
居場所が無いと感じたときの答えがちょっと見えてきました。
出場所を作る。好きで繋がるのはすごい吸引力。
出場所を作る方法は、自分の興味や関心に合わせて、様々な人や情報と接続することだと思います。例えば、趣味や学びのためにサークルや講座に参加したり、ボランティアや地域活動に関わったり、旅行や散歩などで新しい場所に出かけたりすることが出場所を作る方法の一つです。
出場所を作ることで、自分の視野や知識を広げたり、新しい友人や仲間を作ったり、自分の役割や価値を見つけたりすることができます。出場所は場所に限らず、行動や関係性も含みます。
出場所を作る方法は人それぞれですが、大切なことは、自分の居場所から一歩踏み出して、積極的に行動することだと思います。
たとえば、あなたの好きなものは何ですか?
ゲームでも、何でもいいと思います。
好きには魔法のような吸引力があって、あなたと他の人をたやすく結びつけます。
実は、私を他の人と繋いでくれたのはクラフトビールでした。
そのクラフトビールを中心に、海外の方のすごい方々と繋がることが出来ました。
好きで繋がるっていうのはすごいパワーがありますね。
そして、今の子どもを支援する仕事につけたのも、子どもが好きという共通のボランティア「ご当地ヒーロー」の活動だったんですね。
とはいえ外に出るのは怖くて、勇気がいる。勇気がない人たちは準備をする
知ってますよ「外に出るのが怖くて居場所なんて探しに行けないよ」そう思ったと思います。
まだ、自分で立ち上がる勇気が無い人はこれから外に出る準備がいると思います。
それは読書と運動(重量を使ったトレーニング)です。2つ揃っていないとダメみたいです。
この二つは、あなたに生きるためのエネルギーと自信を作り出してくれます。
まだ動き出す勇気のない人は自信をつけるためにやってみてくださいね
もっと言えば読書、運動、食事、睡眠です。
本を読む事。読書は先人の言葉や知識を心に宿して力になってくれます。私をうつ病から助け起こしてくれたのも先人たちの言葉のおかげです。自分のこころの状態を表す言葉を見つける事が出来るようになりました。
運動をして体を元気にすること。筋トレをしろというと暑苦しいかもしれませんが、筋肉がこころにもたらす効果は、絶大です。真剣に取り組めば2か月で周りも驚くような変化が体に起こります。
自分に良いものを食べさせること。血が巡らなければ脳は力を貸してくれないようです。栄養素の本でも読めば、体が自分たちよりも賢いことが分かります。
そしてよく眠る事。偉大な結果を出す人ほど睡眠を大切にしているようです。どうぞ調べてみてください。:
体が動けるようになるまで、せめて読書と運動をしながら準備をすすめてみてください。2か月で変わります。くどいですが、読書と運動は二つ同時に行わないとこころへの効果が薄いです。
体の変化や血をつくることや良質な睡眠にはプロテインがおススメだったりします。私が大好きなラムネ味プロテイン是非飲んでみて欲しいです。なぜか地元で売ってない、かわいそうな味です。おいしいのに。
価格:4665円 |
おわりに
もう一つの場所の担保を作ると、精神的な支柱が出来ます
しかし出かけるのに勇気がいる事を私は知っています。
まだ、動けないのなら読書をして運動をしてこころと体を鍛えてみてください。
芸術なんかに没頭するのも良いようですよ。
大丈夫、なんとかなります。かつて部屋の中でアルマジロのように過ごしていた私がなんとかなってるから。
きっと大丈夫です。
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