感情コントロールには紙とペン最強説

こころ

ブログを書くというのはすごくいいですね。なんにせよ「作る」という活動は幸福度が爆上がりになる気がします。

ちょっと前に行った勉強会で、「我々、支援者は病みやすいです。そうなると、支援される側にも不安な気持ちが伝染してしまいます」ということを言っておられました。なるほど確かに。現場には、過緊張の気がある人が多くおられます。自分も、過緊張に大いに当てはまるので、気になっておりました。その対処法というのが「支援者の呼吸」なるものを修得しろというのです。

なんだそれは、鬼滅の刃かよって思ったんですけど、なるほど確かに。

どうも、緊張を生じやすい人は自然と姿勢が悪いんですよね。猫背です。猫背。

それでは良い呼吸ができないという事で、まぁそういう自分の呼吸を見直すという面白い視点を得る事が出来ました。

あと、深呼吸も鼻呼吸であること。そもそも、人間は、鼻呼吸だったのですが言語を獲得したために、鼻呼吸がへたくそになってしまったらしいんですね。

鼻呼吸を意識できていないと「慢性上咽頭炎」という一見、メンタルと関係なさそうでメンタルに大きく関わる病気にかかってしまいます。こっちについてはいつか詳しく書きたいな。今、「EAT」という治療を受けています。

これだけでまだ足りないと思ったので、精神安定のためのツールを他にも探していました。

つい最近、赤羽雄二さんの「ゼロ秒思考」なる本を読んだんですね。すっかりそれに影響されて、精神安定のためにメモを取ってます。

精神的に落ちている時こそメモを取れ

メモで感情を書き出すと、メモの上での思考はとても素直になるそうです。指摘されて、ちょっとムッとしたことも冷静に客観的に分析できるというわけです。

そもそも、この赤羽さんの主張によると、問題に対して、我々は「深く思考できていない」

ようなんですね。で、その問題について深く思考するにはやはり、紙とペンを使って深く思考する必要があるらしいんです。

普通のメモ帳ではいけないようで、できるだけ大きな紙がいるようです。自分はA4用紙を使って、バインダーに問題に対しての感情を書き込んでいます。

大きな紙が必要というのは用紙の大きさ=思考出来る大きさになるようなんですね。

たしかに、これは納得で、小さいメモでは自分の沸き起こる感情を書き連ねても、なんか、スペースの問題で端っこの方小さい字になっていました。

必要なのはあなたの思考を受け止める

大きな紙 あとペンだったんですね。

同じ問題に対しての処理速度が上がる?

しばらく、実践していたんですが効果は高かったように思えます。

吐き出すところがあれば、すごいすっきりするだけでなく、けっこう、同じことで悩んでるんですね自分。

そこに気付けたのはかなり大きな収穫でした。

たびたび読み返すことはあまり重要視されていなかった?ようなのですが、その同じ問題でくよくよしていたとしても、現在の自分は乗り越えているんですよね。そのヒントの溜めになっているというわけです。

で、この問題に対して、どんな風に心を完結させるかその処理速度はまさに0秒で済むというわけでした。

自分は、このメモ術に出会って、A4用紙とバインダーが手放せなくなりました。忘れると体調を崩すくらいに。

悩みの堂々巡りを繰り返している人は少なくないかと思います。

そんな方々に、本当におすすめなので、是非、紙とペンを使って深く思考してみてくださいね。

・A4用紙

・ペン

・バインダー

この三つ持ち歩いて一緒に元気になりましょう。

おすすめは折りたためるバインダー・・・。

書き出すと吐き出したことになる

アンガーマネジメントや精神安定において吐き出すと人間はある程度笑顔になれるようです。

それをするには聞いてくれる相手は居るのですが、いちいちそんなことに他人を巻き込めないですね。

紙を使えば、自分と深い対話をすることができます。

幸福度を上げるためには作り出すこと、自分から何かを生み出すということが良いというのをいくつかの書籍から知ることが出来ました。

「日曜日を何もせずにテレビゲームなどに費やすだけでなく、作るとなんか充実感がある」

というのは、そんな理由からなのかなと思ったり。

「吐き出す」ということは多くの力を与えてくれるのだと感じました。

仕事終わりの車の中は、今日の仕事を反芻する時間。自分はこうやって活用しています

自分の仕事は教育に纏わり答えが見つかりにくい仕事です。反省的実践家ともいわれますね。

そのため「あれでよかったのかな」という内省を行う機会が多く、車で帰宅する時間は今日の仕事の出来栄えについて考える時間です。

そのうちよく同じテーマで悩んでいることに気付き、じっくりメモを取ってから出発することにしました。

具体的じゃない解決策に結び付かない思考は書き出すことによって気付けるようになりました。

おかげで、以前よりかはメモを取ることで生産的な思考を結ぶことが出来るようになりました。

自分の課題に気付くようになる

失敗についてメモを使って考えていると、自分が変わることでどうにかできる事と、相手が変わらないとどうにもならない問題があることに気付きました。

自分が変わるエネルギーは相手を変えるエネルギーよりもはるかに少なくて済みます。

相手を変える事になるような問題についてはくよくよ悩むことは無いと思える事が出来れば、自分を締め付ける日々は少なくなるのではないでしょうか。

おわりに

この書くという行為は、多くのメリットがあり即効性がありました。

自分はくよくよ悩む性格なので、それを短縮できるようになったのは素晴らしい恩恵でした。

「すぐ元気になりたい」

という人はぜひ、書くという事を試してみてはいかがでしょうか。

訳アリな元会社勤め。発達障害を持ちながら(主に)小学生を世話する仕事をするようになった。恐ろしいことに小学生の育成支援のプロフェッショナルと名乗らなければいけないことに最近気づいた。月に何件かこころだとか、教育の勉強会に金を貰いながら行けるので性に合ってる今日この頃。自己目標は「人格の成熟」メンタルがやられていると書くことで発散しようと筆が進む。

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