実はいま、保育士試験を受けています。完全独学です。
この資格は仕事に直接リンクしてなかったので受けるメリットは薄いと感じていました。ただ1000円ほど賃金が上がるというので手を出してみたら、まあ、もっと早く勉強しておけばよかったなと思うことが多々ありました。
ソーシャルワークの原則のあたりとか、本当に現場で求められるものばかりですね。個人的に神経を使っている今後ともずっとお世話になる考え方です。
とはいえ勉強時間が確保できないので作戦を立てました。
とにかく、過去に出題された問題ばかりを解く。そして、隙間時間にYoutubeを聞き続けるです。
特に後者、隙間時間にYoutube作戦は絶大な効果を及ぼしてくれましたので解説します。
隙間時間で合格、Youtube活用術
自分はバックグラウンド再生がどうしても必要だったので月額1180円のYoutubeプレミアムに加入しました。何の迷いもありませんでした。YouTube Premium – YouTube
バックグラウンド再生のおかげで、特に注意を要さない作業中なんかにもずっと聞くことが出来ました。ちょうど今こういうの聞いてます。
「ほいくんの保育士チャンネル」と「桜子先生」のチャンネルにはとにかくお世話になったので恩返しのつもりで紹介させていただきます。
この二つのチャンネルは試験会場でもイヤホンから声が漏れてるくらい他の方も活用してました。(おお、同志よとか思ってしまいました)
強敵を見極めろ
保育士試験の強敵と言えば、社会福祉、子ども家庭福祉、ニコイチの教育原理と社会的養護です。
ニコイチといえば、なんかこの二つは同時に合格しないと片方無効という謎のルールがあります。
出題数は少ないのですが、それ故、一つのミスが命取りになります。
各教科、大体受けた所感として1~4割は絶対、こんな選択肢ありえないだろうというものが含まれているので、消去法でなんとかなったり、設問の言い回しで答えを類推できたり(言い切りです。「~できない」みたいに断定的な言葉は怪しいです)、あと2割にすっごいマニアックなもの。その残りは細かい知識が求められます。
マジで範囲が広いのでとにかく、多くの知識をスムージーよろしく流し込まないと間に合いません。
白状すると自分は2022年前期試験に社会福祉を残しています。この科目だけ受かっていません。
この社会福祉については他の教科と異質なところがあるので次に述べます。
ラスボス社会福祉とは
この科目は、過去問題を抑えてもクリアは難しいのではないでしょうか。テキスト以外にも新聞やニュース、身の回りの社会福祉の制度に常にアンテナを張り続けていないと合格できないなと改めて実感しました。
「身の回りにある、社会保障の制度なんかも相談窓口の人も完璧に答えられる人は貴重な程なのに自分にできるのかこれ」と思いつつとにかく情報を集めるという作戦に出ています。
桜子先生もその難しさについて度々、言及していて自分はこの特訓コースを受ける決意をいたしました。
桜子先生の特訓コース「社会福祉」(2021年4月1日出題基準日版) | 桜子先生ストア (stores.jp)
もう残り数か月ですが、残り一つの科目というので意外とのん気してるのと、新年度の準備で忙しいので合格できるのやら。また結果報告いたします。
あとですね、よく試験受けた後「こんな難しくして保育士増やす気あるのか」というつぶやきを散見するのですが、この考えはいかんと思うのですよ。現場出ると、薄給だし保育士って正直、心労と対価が全く見合わないと思います。社会的にも軽んじられてるんじゃないかと思う場面もありました。それでも、自分の出会った方々で続いている方はどの方も漏れなく情熱を持っておられました。試験で試されているのはそんな覚悟な気がしてきました。
本当に尊敬です。自分も、そんな方に負けないように自分で勉強を見つけてやってる感じです。
やりがいは、あります。
試験のことも大切だけど、受かった後のことも考えないと・・・
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