今日のサザエさんを見て、筆が進みました。
浪平が子どもにどうやって注意しようか試行錯誤する話でした。
叱り方とか褒め方とか一貫性を欠いて後半わけわからん行動に出ます。
「なんだか、わからなくなってきたなぁ」と浪平。
教育って難しいですね。自分も色んな知識を詰め込み過ぎてしっちゃかめっちゃかになって、上記のようなセリフが出てきます。大切なのは学び続けるという気持。アップデートしていくことです。というわけで学んできました。
子どもにとって大人は異質な存在。嫌われるのはまぁ当たり前。
子どもは仲良しグループを作ります。それは、同質として認めた者同士のグループです。
仲良しグループって同じ〇〇が好きとか同じ活動を通して出来るんですよね。
この辺は記憶にあるんじゃないでしょうか。
友達が出来るきっかけって同じゲームしてたり、絵を描いている子同士だったり。
大人も同じサッカーチームを応援している人が好きになりますよね。
子どもも同じものを探しているようなんです。
違う時代に違うコンテンツで育ってきた大人は異質です。
若い先生が、生徒の懐に入りやすいのは、年齢が近い分、より生徒との異質性がまだ大きく開いてないかららしいんです。
若い先生が有利なのは「子供っぽいから」なんですね・・・.
活動で繋がるをテーマにした記事も見て行ってください。下参照↓
子供に嫌われる人はつじつまの合わない発言をする。
残念なことに、自分の同僚は自身の子どもに大いに嫌われています。
子どもはつじつまの合わない大人の発言には気持ち悪さを感じるようです。
・気分の上下で言う事や態度が大きく変わる。
・自分の事を棚に上げて子どもを叱る。
などなど気をつけないといけないことは山ほどあります。
子どもに嫌われたくなければ一人の人間として扱う事。
今日見てたサザエさんで「中学生はもう大人だ」とそんな話を大人間でしていましたが、とんでもない。
子どもは、もう概ね3,4年生時点で大人と同じ精神の器が完成します。
保育士試験とかで、よく出てくる「スキャモンの成長曲線」という図に関連する話ですね。
肉体的には子どもは到底大人に及びませんが、こころの器は小学生の時に大人のそれと同等になります。(※経験値とかはまた別。子どもは、経験値を根拠にした結果の予測ができないのでそういうのは手伝ってあげましょう。)
オリンピックでもそうですしテレビでも時々すごい10代が出てきますよね。スノーボードとか。スキーとか。肉体というハンデが無い競技であると、大人と同等の、というか勝ることもあります。
子どもはもう大人なのです。
見た目に騙されてますが、もう大人の器が完成してるみたいです・・・
子どもが求めているのは対等な対話
正直、思春期手前の児童の対応はとても苦手だったのですが「隣にいる大人と同じように話せばいいんです」と勉強会で聞いてから雷が走りました。
で、実践してみると言う事を聞いてくれなかった子も聞いてくれるように。
・大人のいう事は聞きなさいではなく、根拠のある理由を丁寧に話す。
・相手の言葉に共感する。
時には「この決まりはおかしいよ、無駄だよ」という子どもの言葉を受ける事があります。
そんなときは「たしかにそうだよね、じゃあみんなで話し合って考え直そうか」
と意見を受けとめ、共感を行うことで「この先生話わかる」と思ってくれるようです。
自分たちを一人の個人として扱って欲しいようです。
そのために、共感はとても大切です。
子どもも大人と同じ人間。同列の扱い大切・・・
ありがとう大切
望ましい行動に対して、偉いね。だとか褒めるのも大切ですが「ありがとう君が居て助かったよ」と感謝のしるしを示すことで、より対等な関係を築けるようです。
ほら、褒めるってやっぱりちょっと上下関係を感じますよね。
これは大人も同じで、相手が年下でもきちんとやってくれたことに対しては感謝を示していくことが大切なようなんです。
結局のところ大人も子どもも同じですね。
ありがとう、そして、ありがとう・・・
まとめ
教育論には正解なんてものは無いと思います。人の数だけ、問題は異なります。枠に入れすぎて考えると、時に酷い目に合うのかなと思います。
この、上記の手法も対応する児童ごとにアレンジ加えてますが、多くの場面で助けになってくれました。
頭の中で泡のように消える前にアウトプットできて良かったです。
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