「昼寝が良い」というのをいくつかの書籍で散見致しました。
こないだ、小学生に上がってきたばかりの子どもを預かっていて
「てんてー、お昼寝はないの?」
と言われてちょっとクスっとしましたが
昼寝を舐めたらあかんかった。
あの子は正しかった。
なんかいろんなものが上手くいかないなぁという20代~30代の人に見てもらいたいです。
どうして昼寝をしようと思ったのか
私は8時から19時まで働いていて、体を動かす場面も多いため、どうしても夕方くらいになると頭がボーっとしてしまいます。
疲れてくると言葉も片言になったりと誰の目から見ても心配な感じになります・・・。
「私 それ やります」
「かゆい うま」
見かねたボスに言われました。
「休憩時間なんもしないで 寝たら?」
「はい ねます わたし」
もちろん抵抗はありました。寝る事=人生の無駄時間とか思っていましたからね。
でも「休む」ということはある意味、体と心への投資でした。
半信半疑で昼寝をルーティンに入れて見ましたが・・・、まあ良かった。
どんくらい寝ればいいの?20~30分で超回復。
私の場合、12:00から12:40まで寝ています・・・。
なんなら、横になって鼻呼吸しながらその呼吸の深さに意識を向けるだけでも良いです。
とにかく、自分が立てた目標は以下
- 寝る事に重きを置かない(寝れなくたっていいさ)
- 昼寝をしていても周りは起きている、環境音を頭の中でカウントする。
- 必ず呼吸に意識を向ける
- 湧いてきた感情は全部「~と考えている」と客観的に捉える。
これ実はマインドフルネスの応用で入眠に入ってるんです。
寝る事に重きを置かないというのは寝られなかったとしても最終的にマインドフルネスになればいいかと思っているからです。
寝られなくてもマインドフルネスできる、隙を生じぬ二段構え
マインドフルネスの鉄則はジャッジしない事らしいです、できた、できなかったは考えたらダメ・・・。
できなくたっていいじゃない にんげんだもの
私は不眠症持ちなのですので、寝れないだろうなと思っていましたがそんなことは無かった・・・。
あと、昼寝って意外と物音沢山聞こえてきたので、昼寝ルーキーの頃は絶対寝られんわと思っていたんです。
①私は、聞こえてきたもの全部「車」「話し声」「ドアの開閉」といった風に頭の中でカウントしていました。
②感情も湧きます。「あー、あの仕事やらなきゃなぁ」とか「鼻が痒いなぁ」とか
③そんな感情も「あの仕事をやらないとと考えている」「鼻が痒いと考えている」といったように「~と考えている」という風に思考の語尾をつけると他人事のように考えられるようになります。
④ある程度、世界や思考が他人事になってきたら呼吸に意識を向けてみます。
まぁ、マインドフルネスって眠くなる姿勢だとダメらしいですが、応用してるだけですのでお許しを・・・。
ってな感じで私はこれで、眠ったのだか瞑想してるのだかの状態で気が付いたら休憩終了5分前とかになります。
5分前なので焦ると思いきや、こころは穏やかで、焦ることなく仕事に戻る準備に取り掛かれています。
逆に寝られなかったら、満足いく分呼吸に集中したのち、残り時間を読書して過ごしています。
読書もリラックスに向いているとか書いてましたね↓
メリットだらけだった昼寝の世界。
ちょっともう心が色々ダメだったので、情報を頼りに寝る事にしました。
効果は、もう思った以上。
色々な事が良くなりました。
すごい!これすごい・・・!!
休み時間も勉強したり、仕事の業務連絡したり。私の休み時間は忙しいものでした。
仕事の後半にボーっとしなくなったり、昼寝から復帰したあとのブーストがものすごくテンポよく仕事をこなすことが出来るように。
歴史的な偉人や成功者にも午睡をする方、睡眠を大切にする方がいるようで
寝ること自体成功のカギではないかと思います。
頭が冴える。仕事の効率爆上がり。
以前は、仕事を少しでも早く進めるために
休んどる場合かーッ!!
という精神で休憩中でもやってました。
今考えれば、休めばよかったね。
昼寝から戻ってきた私は、いつものようなスローな動きではなく、
抱えているタスクを整理し、ひとつずつ確実に潰していくことができました。
これには自分でも驚き。頭がシャキーンとして、休むことで回転が速くなったのです。
昼寝をやったら鬱っぽさがなくなった。
いっつもこんな顔してましたのにね・・・。
私は、年中死にそうな顔をしていたのですが、
昼寝を挟むことでチャーミングな笑顔を挟むことが出来るようになりました。
「お前、そんな顔もできたのか」と上司に不気味がられる程に。
職場で、周りと話やすくなったのも、昼寝を始めて少ししてからでした。
昼寝をやったら夕方の疲れがかなり軽減された。
夕方くらいになると、賢者のように何をされてもリアクションせず
仏のようなアルカイックスマイルを浮かべる時間帯がありました。
頭の中では「帰りたい」の文字しかなく、疲れて反応が薄くなっている状態異常に陥ることが多々ありました。
しかし、昼寝を挟むことでこの状態異常に最近は掛かっておりません。
ひるねのちからってスゲー!
昼寝を初めて、周りの人も変化を感じ始めた。
ちょうどこないだ、ボスに言われてましたね。
「なんか良くなったね」って。
そうなんです、意外と自分以外も変化を感じてくれていたようで。客観的に効果が見られるという事は大成功な気がします・・・。
一番、自分にとって大きかったのが周りの反応ですね。
不安と疲れでプルプルしていた時とは大きく異なり、タスクをひとつづつテンポよく潰していく私の姿に周りからの評価も上々でした。
嬉しかったですね。というか、昼寝始める以前の私、そんなにやばかったのか。
「昼寝なんてうちの職場じゃ出来ないよ」そんな風に考えている時期、俺にもありました。どこで寝るの?
寝られる職場なんてないだろうと思っていました。
寝られないと思っているのかーっ!ぱしーん
いてぇ!
だ、だれ・・・?ともかく職場で昼寝なんてできないよなんていうのは私の幻想にすぎませんでした・・・。
Fallout4のニック・バレンタインさんも「寝場所は自分で作り出すものだと気づいた」って言ってましたね。
「居場所」だろうが!
たぶん、昼寝しようと思っても、多くの場合場所に困るのではないでしょうか。私も、困っていました。
季節限定で車をお持ちなら車内がおすすめです。自分だけのラグジュアリーな空間ってそこだけですからね。
あのスーパーの駐車場が空いているではないか。行け。
押し入れだとかいろいろ試しましたが、今では部屋の片隅で寝ています。
すみっコぐらしするために、誰も侵入しないようある程度バリケードしてますけどね、寝てるの見られると恥ずかしい。
結局、やるかやらないかは自分の気持ち
そういえば、書いてて電撃プレーステーションの床部(床で寝る編集者の方々)のこと思い出しました。
床で寝るから床部か!
床で寝る事で、ビル全体のエネルギーを吸収するだったかな・・・。
まぁ、寝ようと思ったらどこでも寝れるという事でひとつ・・・。
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