最終回見れないんです。
なんでやねん見れば良いでしょう。Prime videoでやってるからつけますよ。
ああ、ダメですちょっと待ってください。まだその日じゃないんです。
じゃあいつ見るんですか。
わからないです…。
こんな感じで最終回を見るのが先延ばしになっていきます。
『けいおん』が当時大好きだったのですが、本当に見れなくてがんばって5年後見ることができました。
そこそこ好きくらいの『地獄少女』ってアニメがあったんですけど、それでも2年かかりました。
今も絶賛放置中のアニメがあります。10年くらい経ってます。
私の中の『アイカツ!』は氷上スミレがスペシャルアピールミスったところで終わっています。
個人的に最終回見れない病は
- ロスが怖い
- 丁寧に見ようとし過ぎている
- 感情の揺らぎが怖い
あくまで私自身ですが、この三つの症状があるので避けてるんだと思ってます。
ロスが怖い
やっぱりアレですか?ロスが怖いとか?喪失感があるんですか?
最終回はつまり終わりってコト。これからは描かないよってコト。
毎週のように当たり前に会えていた友達が居たとして、最終回は「今日で終わりだよ元気でね」と一方的に別れを告げられるようなもので。
喪失感が半端ないんですね。
作品にのめり込めばのめり込むほどその気持ちは強くなってきて。
最終回を見るのは困難になってしまいます。
丁寧に見ようとする
なんしとん?
身を清めているんですよ。最終回を見るからにはですね。体を清めてからでないと。
私の場合こっちが大きいかも。好きだからこそ環境を整えて見ようとして、そして数年経つって感じ。
いっちょ見みてやろうかなと頑張るとストッパーが掛かります。
準備なんかし過ぎなくてもええんやっていう気持があるとすんなり見えるかもしれませんね。
大げさなんですよ。普通に見れば良いんです。大事って気持ちはわかりますけどね。
最終回みることでの感情の揺らぎが怖い。
ほら注射ってやる前が一番怖くありません?
何度もつねってシュミュレーションするけどそっちの方が全然痛いっていう。
繊細な人は揺らぐのが怖いのですよ。刺激に対して保守的というか。
ずっとニュートラルで居たい。最終回を見たらどんだけ揺らぐかわからない死ぬかもしれない。という気持が最終回に挑む心にブレーキをかけてきてるのかもしれません。
大丈夫です。救急車呼んであげますから。
最終回、見ていないことで毒になる
好きな作品の最終回は過去の負債に似ています。「見れてない」ってことが余計にプレッシャーになって「本当に見てもいいのかな」という感じで機会を奪ってきます。
そうなるとそのアニメを思い出す度に「あぁ、そういえば最終回見れてないんだよな」と落ち込む羽目に。そうなると、自信もちょっとずつ無くなってく。どんだけ繊細やねん自分。
自分は最後までこの作品を応援できてないっていうなんというか不義理をしているような気持になるんですよね。
結局、最終回を見るに至るにはきっかけと勇気。
あ、そういえば見てないなと思ったとき、サブスクで期間限定配信していたり
充実した休みを過ごせていない時に「まだできてないことがある」昔の課題に取り組みたくなった時とか。
この話はこれで終わるという事実に向き合う。
乗り越えられる勇気が湧くとき。
そんな時に不意に見れます。
そのアニメへの執着がなくなったのかもしれません(笑)時間が経ったから好きな気持ちが和らいだとか他に夢中になるものができたとか。
ただ、執着が和らぎ過ぎて、そのアニメを見ること自体が面倒になってたり、関心が後回しになってたり。かと思いきや最終回以外の話は平気で見れたり。もちろん根っこにはその作品を大切にしている気持ちがあるんだと思います。すごく自分の中でも複雑。
無理することないです、ドンキでも行って変なもの買いましょう。
いや、今日、見ます…。
~数分後~
私何で見なかったんだろう。すっごいよかった。勇気出してよかった。
本当に悩んでたんですね。ま、良かったじゃないですか。
結論:見れていない最終回を見ることは乗り越える事だと思った。
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