自立支援医療の受給者証をもらった話

こころ

意外と簡単なプロセスでもらえました、自立支援医療の受給者証明書。

いきさつ

発達障がいと診断され、治療のために薬を飲むことになりました。
ただ、この薬がなかなか高いんですよね。

そのため病院から「自立支援医療を申請してみてはどうですか」とすすめられました。
手続きが通ると、医療費の自己負担が軽くなる制度です。

診断に至るまでには、まずテストを受けました。
これがまあ、とにかく質問が多い。

何十問、いやもっとあったかもしれません。
しかも、よく見ると似たような質問が何度も出てきます。

「さっきも聞かれた気がするな?」と思いながら答えていると、
微妙に答えが変わってしまうこともありました。

全部終わったあと、医師から言われたのは

「ADHDですね。それも典型的なタイプです」

という一言でした。

正直なところ、その時の私は少し納得がいきませんでした。

というのも、あのテストは基本的に自分の主観で答えるものだったからです。
「こんなテストで本当にわかるのかな?」と思ってしまったんですよね。

私はつい、軽く医者と口論っぽくなりました。

「こういうテストだけで判断されると、自分がADHDだって第三者に示せる根拠が弱くないですか?」

みたいなことを言ったと思います。

すると医師は、淡々とこう言いました。

「治療が必要かどうかは、困っているかどうかで決まります。他のところに行っても基本は同じです」

その言葉を聞いて、
「ああ、そういう考え方なのか」と思ったのを覚えています。

## 自立支援医療の申請

発行のために、市役所の窓口にも行きました。

住所などを簡単に書く手続きです。

当時、発達障がいと診断されたことは家族に秘密にしたかったため、
手帳は別の住所に送ってほしいとお願いしました。

窓口で相談したところ、いったんは「大丈夫ですよ」と言ってもらえたのですが、
結果としては普通に自宅に届きました。

ちょっと嫌でした。

……まあ、そのおかげで、
悩んでいたことを家族に少し話すきっかけにはなりました。

## 薬代はかなり下がった

薬の値段は、正直かなり驚きました。

自立支援医療を使わず、最初に処方されたとき。
診察と薬を合わせたフルセットで、1万円弱くらいかかりました。

「毎月これか……」と、正直ちょっと身構えました。

ところが、自立支援医療の受給者証が使えるようになってからは、
同じ内容でも2500円ほどになりました。

体感としては
「え、こんなに下がるの?」というレベルです。

薬代が理由で治療をためらっている人がいるなら、
この制度はかなり助けになると思います。

ちなみに、コンサータの実際の効き方については別の記事で詳しく書いています。

▶ コンサータを飲んでみた感想はこちら

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## コンサータには管理カードがある

私が処方されている薬はコンサータです。
これがまた、なかなか高い薬なんですよね。

ただ、自立支援医療のおかげで負担はかなり軽くなりました。

ところで、この受給者証。
めちゃくちゃ存在感が薄いです。

紙のカードみたいなものなので、
油断すると普通にどこかへ行きます。

ただでさえ物をなくしやすいのに、
コンサータを処方してもらうためには、さらにもう一枚カードが必要です。

これがまた、やたらペラいカードなんですよ。

コンサータが「いつ処方されたか」を管理するカードらしく、
どうやらこの薬を悪い使い方をする人がいるため、その対策とのことです。

事情は分かるんですが、
ただでさえ物をなくしやすい人間にカードを増やすのはやめてほしいですね。

## 受給者証の意外な使い道

この受給者証、ちょっと意外な使い道もありました。

これは自治体によると思いますが、
市が運営している施設が割引になることがあります。

私の住んでいる市では、
いくつかの施設が半額で利用できることが分かりました。

当時の私は、ちょうどゆるキャン△にハマっていた時期でした。

なので、この制度を使って
市営のコテージをかなりヘビーユースしていました。

普段、健常な人よりも医療費が余分にかかることに、
正直ちょっとした不公平感を感じることもありました。

ですが、こういう形で使える制度があると、
少し溜飲が下がる気がしました。

## これから申請する人へ

これから診断を受けて、申請しようとしている人へ。

自立支援医療は、そんなに怖いものではありません。

ちゃんと手続きを踏めば、きちんと助けてくれる制度です。

実際に使ってみて思ったのは、
「ああ、こういうところはちゃんとしている国なんだな」ということでした。

良い国です。ちゃんと助けてくれます。

ただし、ひとつだけ。

助けてくれる窓口や、分かりやすく案内してくれる人に当たるかどうかは、
正直ちょっと運ゲーかもしれません。

親切な人に当たれば、かなりスムーズです。
それでも、もし治療を続けているなら、
一度は申請してみる価値はあると思います。

訳アリな元会社勤め。発達障害を持ちながら(主に)小学生を世話する仕事をするようになった。恐ろしいことに小学生の育成支援のプロフェッショナルと名乗らなければいけないことに最近気づいた。月に何件かこころだとか、教育の勉強会に金を貰いながら行けるので性に合ってる今日この頃。自己目標は「人格の成熟」メンタルがやられていると書くことで発散しようと筆が進む。

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